すわっ!密着不良!

弊社のUVインクジェット機には、プライマーインクというものが積まれていて、白黒のパターンのデータを送ってやると、データ上で黒い部分だけにプライマーが印刷されます。

プライマーとは、糊の様なもので、カラーや白のインクを印刷する前に印刷して、材料に対するインクの密着性能をアップさせるものです。

ただし、万能ではなく、これによって十分な密着性能が発揮されるものと、材料によってはほとんど意味をなさない物があります。

フラッドベッドのUVインクジェット機なので、材料を置く事ができてインクが吹けさえすれば、一応は絵が付けられるのですが、密着していないと、極端な場合は、指で触っただけで、ボロボロ絵がはがれてしまいます。

その対策として、このようなインクが搭載されているのです。

先日、某お客様の製品にUVインクジェット印刷をしたのですが、材料がアルミであったため、前処理をしてからプライマーを印刷し、その上からカラーインクで印刷しました。

実績のあったものなので、いつもの手順でいつも通りに印刷し、その後、一部を抜き取ってテープテストで密着試験をし、問題なかったので納品と相成りました。

ところがしばらくして、その一部に剥がれが生じたと連絡があったのです。

その製品を戻してもらって調べたところ、どうもプライマーインクが印刷されていない様に見受けられたのです。

同じデータで連続で印刷しているので、そんな馬鹿なことは無いはずなのですが・・・。

急遽、印刷しなおして事なきを得たのですが、その不良の原因は未だ不明です。

インクジェット機のメーカーにも問い合わせはしているのですが、今のところ明確な返答はありません。

とは言っても、普段使っている手法なので、今のところは密着に関して十分注意しながら作業するしかありません。

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