先日に続きて製版用フィルムの事を書きます。
弊社は長年銘板に関わる製版用フィルムを作っています。
金属(ステンレス、銅、アルミ、真鍮等)や樹脂板(PET、ポリカ、アクリル等)の銘板を作成する際、印刷したり、エッチングしたり、アルマイト染色したりと言った、材料に絵柄や文字をつける際に必要となるものです。
弊社の製版用フィルムを使って、版を焼いたり、金属板にそのまま焼き付けたりといったことを行います。
その際、主にイラストレーターというソフトを使って、トンボをつけたり、分版したり、文字の太さを調整したりといったことをPC上で作業します。
分版では、主にシルクスクリーン印刷で必要となる、特色のベタ刷りの分版を得意としています。
さらに、カラー画像などのデータを、4色のカラー分解でフィルム出力することも可能です。
とにもかくにも、メーカーなどから出てくるデザインデータが、弊社の製版フィルムという形で、はじめて物として実現されていくのです。
また、図面などから、版下データを起こすことも行っています。