インクジェット印刷の密着性能

平板UVインクジェット印刷では、様々な材料に印刷します。

そこで大きな問題になることの一つが材料に対するインクの密着です。

一般にはあまり知られていませんが、インクの密着性能を調べるのに、クロスカットテストというものがあります。

これは、1ミリ程度のピッチで、カッターナイフで印刷面にメッシュ状に切り込みを入れ、そこに強い糊のついたセロハンテープを貼りつけて、勢いよくはがすという物です。

これではがれなければ、密着は一応OKとなります。(もちろん、経年変化の問題は残りますが)

ただし、これはかなりシビアなテストなので、全部の印刷にこれが必要かと言われると、そうではありません。

例えば、透明な板に裏面から印刷し、その製品の置かれる環境では、人や物が触れる可能性が無い場合、そこまでの密着は必要ありません。

この様な場合は、普通のテープテストで十分と思われます。

材料の種類、材料の表面の状態、下地処理の有る無しによって、密着性はさまざまです。

また製品の使用環境等の条件によって、求められる密着性能も変わってきます。

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