アクリルに印刷

アクリルは元々、UVインクジェットのインクが完全には密着しません。

クロスカットテープテストでは、概ねはがれてしまいます。

ただし、このクロスカットテープテストというのは、かなりシビアなテストで、弱電機器(テレビや掃除機等、家庭で用いられるような電気製品)のメーカー(パナソニックや日立等)の製品に付くような部品の印刷に求められるテストです。

なので、それほどシビアな密着が必要とされない場面では、アクリルに対するUVインクジェット印刷でも十分実用的なレベルの密着が得られます。

弊社もUVインクジェット機を導入した9年近く前に、透明のアクリル板にUVインクジェット機で印刷して、社内で用いる札や屋外の郵便受けの表札を作って、その後ずっと使っていますが、どれも未だに何ともありません。

仕事としては、透明アクリル板の材料を支給していただいて、屋内掲示用の看板や、名札、ゲーム機のパネル等を印刷しています。

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