密着と脱脂

UVインクジェット印刷では、樹脂や金属等の様々な材料に印刷するので、インクの密着が問題になることがままあります。

そんな時にとても大事なのが、脱脂なのです。

(わかった様な書き方をしますが、私も最近人から教えてもらったばかりです。)

材料に油分が残っていると、その上にどんなインクで印刷しても、テープを貼り付けて剥がしたりする密着テストでは、その油ごと剥がれてしまいます。

(実用の場合も同様に簡単に剥がれてしまう。)

なので、まずは材料に乗っている油分をなんらかの方法できれいに拭き取らなければなりません。

簡単な所では、そのまま乾いた布の様な物で拭いたり、アルコールで拭いたりします。

多くの場合には、その素材に合わせた有機溶剤を使うことになるのですが、材料そのものにダメージを与える様な溶剤を使うわけにはいきません。

例えば、加工してあるアクリル板の場合、穴や端の面に対してアルコールを付けてしまうと、その時は何ともないのですが、しばらくするとそこからひび割れが生じ、材料を台無しにしてしまいます。

密着の為に表面処理をする場合も同じように脱脂が重要です。

その様な工程を経て、UVインクジェット印刷となるのですが、同じように処理して印刷しているつもりでも、過去と密着の状態が変わってしまうことがあります。

そんな時は頭をかかえてしまうのです。

とは言っても、お仕事を頂いている以上、なんとしてもやり遂げないといけないので、考えられる条件を色々試して、試行錯誤することになるのです。

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