UVインクジェット機で印刷する材料には、実に様々な物があるのですが、その中に畜光顔料が混ぜ込まれた陶製の飴玉の様な物があります。
直径は11mmφぐらいで、見た目の形はほんとにちょっと中央の膨らんだ浅田飴みたいです。
色は、明るい黄緑の物と水色の物の二種類。
これが夜に灯りを消すと、黄緑や青の明るく怪しい光を放つのです。
これに対してUVインクジェット機で会社ロゴ等の絵柄を印刷します。
陶製なので、もちろんそのままでは密着しません。
フレーム処理とプライマーの組み合わせで密着性を上げ、カラー印刷を施します。
カラー印刷後、UVインクジェット機で全面にグロスのクリアをに印刷すると、ツヤが出ていい感じに仕上がります。
最終的に何かの装飾品に物に埋め込まれると思うのですが、最終製品を見たことはありません。
今までにトータルで1000個以上印刷していると思うので、それらが夜になるとどこかで怪しく光っているはずです。