地方の道の駅といった土産物屋さんに置かれる様な、木製の絵馬の印刷を受注しました。
今までに、絵馬にシルクスクリーンで印刷するための製版用フィルムを作ったことは何度もありましたが、絵馬に直接UVインクジェットで印刷するのは初めてです。
アニメ風のキャラクターが描かれ、カラフルなデザインなので、シルクスクリーン印刷では版数が多くなってイニシャルコストがかかりすぎるので、インクジェットの出番となったようです。
木の表面の状態によっては、インクがにじむことがあるのですが、試作段階では問題ありませんでした。
素材が天然の木材なので、多少の木のソリがあったり、表面が荒かったりするものもあるのですが、インクジェットの場合は、ある程度までなら問題なく印刷できます。(ただし、木のソリが激しい場合は、ヘッドが材料にぶつかる危険もあります。)
自分たちが印刷した品物が、地方のどこかで売られていると思うと、なんだか楽しい気分になります。
日本各地の仕事をしてみたいものです。