弊社では、UVインクジェット機で印刷したシート状の材料を、プロッターでカットする仕事も良くあります。
プロッターとは、デザイン用のカッターナイフの刃の様な物が、コンピューター制御で平面上を自在に動き、送ったデータ通りの形にカットしてくれるという機械です。
プロッター用の刃は、すぐにへたってしまったり折れたりしない様に、特殊鋼が使われている様なのですが、、当然、カットを続けていると刃がへたってきて切れが悪くなりますし、刃に無理な力がかかると、刃の先端が折れてしまったりということもあります。
そして機械的な制御なので、その動く力や圧力、刃の走るスピードも、その機械の性能に依りますし、それらの力やスピードは、細かく設定することができます。(それ以外にも様々な設定要素があります。)
最近受けた仕事では、カットするデータの一部に2.5mmφの穴があったのですが、かなり硬めの素材であったため、何枚もカットしていると刃のへたりによって、その穴の径がだんだん大きくなってしまうということがありました。
その穴の大きさ自体は、多少の誤差は許容される仕事だったので、穴の大きさを測りもって作業を進めることができましたが、何にしろ仕事はやってみると色々あるものです。