樹脂成型品とジグ

樹脂成型品に印刷する場合、ジグを使って製品の位置決めをする場合が良くあります。

ジグとは、効率よく印刷するために、UVインクジェット機の台の上に取り付けて、複数の製品を決まった位置に簡単にセットできるようにする為のものです。

金属製の板にただ四角穴が並んだだけの汎用的なものから、複雑な樹脂成型品の形に合わせて、その形の樹脂成型品だけしかセットすることのできない専用の物まで様々です。

いずれにしても、印刷対象となる製品を数個から時には数十個といった数で、決まりきった位置に簡単にセットできます。

ジグ自体は、インクジェット機の盤面には、決まった位置にビス等で固定するので、結果、盤面と製品の位置関係が固定され、その位置に合わせて印刷データを送ってやれば、一度に複数の製品に対して正確な位置にパターンを印刷することができます。

ただし、ジグと製品の間にも遊びがありますし、ジグ自体の寸法精度も完璧なものではありません。

インクジェット機の寸法精度も同様です。

なので、ジグをセットしたからといって、設計通りの位置に印刷データを送ったとしても、微妙にずれたりします。

そこで、ジグをセットしたら、必ず最低一度は試し刷りを行い、位置の確認をしなければなりません。

そして、個々の製品に対するずれを計測し、送る印刷データの位置を調整し、正しい位置に印刷できるようにするのです。

ジグの作成費もそうですが、こういった作業にも時間(=コスト)がかかるため、ジグを使って印刷するという選択は、ある程度の数量の物に限定されてくるのです。

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